本研修会は,民生委員活動に必要な,相談援助の基本及び関連制度等について学ぶことを目的に,令和5年1月30日と2月7日に会場及びオンライン併用で開催しました。今年度は3年に1度の民生委員一斉改選期にあたり,宮城県内(仙台市を除く)では新たに894人が委嘱されました。2日間の研修会には,総勢678人の新任民生委員・児童委員の皆さんに御参加いただきました。
講演では,東北文化学園大学 教授 豊田 正利 氏から「民生委員児童委員活動に必要な相談支援について」と題して,民生委員制度の歴史や,地域の“つなぎ役”として7つのはたらきがあることを御教授いただきました。活動を行うにあたっては,一人で抱え込まず,焦らずにゆっくりと信頼関係を築くことを大切にするよう,お話いただきました。
最後に,委員の皆さん自身の健康を第一にしていただき,今回の研修が今後の活動の一助となることを期待しています。