令和5年8月4日(金)、令和5年度第1回福祉教育学習会を開催しました。
本学習会は、ふくしと教育の実践研究所 SOLAの主宰である新崎国広氏から、「福祉教育ってなに?~地域に福祉の心を育もう~」と題し、福祉教育を学校・家庭・地域の協働による“共育”として捉え、地域の福祉力・教育力を高めることの意義を学ぶ場として開催しました。
講義で、新崎氏は「福祉教育・ボランティア学習関わる方々が、『助け上手、助けられ上手』になることが重要。」「“お節介”とは、節度ある介(なかだち)のこと。地域の福祉力=お節介力を高めることが重要」などと強調されました。
▲新崎 国広 氏
演習では、○を3つと直線(-)1本で表現できるものを自由に書く演習を行いました。これは、子どもたちへ「みんな違っていいんだ」ということを伝えるためのアイスブレイクのようなもので、受講者の方々は、本当に自由な発想で表現していました。
研修後のアンケートでは、
「福祉と教育の重なりを理解した上で、福祉学習をどう進めていくか考える機会になりました。」「福祉教育が体験だけで終わらないよう、目的と手段の再確認の必要性を改めて学ぶことができました。」
という声をいただきました。
今後も本会として、福祉教育に携わる人材育成に努めていきたいと考えていますので、研修会などを開催していきます。