【共生社会推進課】令和5年度コミュニティソーシャルワーク実践研修を開催しました。

 令和5年9月6日、9月7日の2日間に渡り、令和5年度コミュニティソーシャルワーク実践研修を開催しました。県内の市町村社協や地域包括支援センター、社会福祉法人等から41人が受講しました。

【研修内容】

 本研修は、コミュニティソーシャルワークの基礎的な知識や技法を習得するとともに、地域における包括的な支援体制の構築に向けて、実践力を養うことを目的に開催しました。

 1日目は、「今日求められるコミュニティソーシャルワークとは何か~コミュニティソーシャルワークの役割と機能について~」と題し、法政大学現代福祉学部 教授 宮城孝氏から、地域福祉をめぐる課題の広がりやコミュニティソーシャルワークの必要性、ニーズの把握方法等について、講義いただきました。午後からは、県内におけるソーシャルワーク実践として、大郷町社会福祉協議会 生活支援相談員 及川明美氏と、多賀城市西部地域包括支援センター 社会福祉士 宮本範子氏に実践報告いただきました。実際の事例から具体的な展開などについて学んだ上で、各グループでグループワークを行いました。

 2日目は、グループワークを中心に行い、事例を基にグループでコミュニティソーシャルワークの視点を持ってプランニングを行い、最後は模造紙にプランをまとめ、発表を行いました。グループワークでは、参加者から活発な意見が交わされ、大いに盛り上がりました。

 今年度の研修は、1日目が大雨の影響で電車の遅れや車の渋滞などがあり、参加者が無事会場まで来られるか心配でしたが、無事に開催することができました。研修修了後のアンケートには、「楽しく実践をイメージしながらCSWについて学ぶことが出来ました」、「それぞれのグループで考えながら地域資源開発を行うことがとても新鮮で、考えることが大変でしたが、形にすることができたのでとても良かった」などの感想をいただいています。

 

 

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写真1 研修の様子           写真2 グループワークの様子
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写真3 グループワークまとめ①     写真4 グループワークまとめ②

 

【最後に】

 11月には、コミュニティソーシャルワークステップアップ研修を予定しております。対象者は、過去にコミュニケーションソーシャルワークの研修を受講された方や、地域福祉に携わる職場で10年以上勤務した方が対象となりますので、該当する方で興味のある方は是非お申込みください。申込方法については、令和5年9月末までに周知予定です。