【共生社会推進課】「令和6年度市町村社会福祉協議会会長・事務局長会議」を開催しました

 令和6年8月1日(木)に、令和6年度市町村社会福祉協議会会長・事務局長会議を開催しました。
 35市町村社協の会長と事務局長等、計66人に出席いただきました。講演や報告の概要は下記のとおりです。

講演 地域共生社会の実現に向けた市町村社協への期待

▲法政大学教授 宮城 氏

 法政大学 教授の宮城孝氏から「地域共生社会の実現に向けた市町村社協への期待」と題し、社会福祉を取り巻く情勢や地域共生社会が必要になった背景、包括的支援体制が構築される中での市町村社協の役割、社福法人・福祉施設等との連携協働の必要性について、講演いただきました。

報告

「全国社会福祉協議会地域福祉推進委員会の取組について」

▲東松島市社会福祉協議会会長 阿部 氏

 全国社会福祉協議会地域福祉推進委員会副委員長の東松島市社会福祉協議会会長 阿部英一氏より、「令和5年度第2回地域福祉推進委員会総会の概要」「社会福祉協議会基本要項2025第一次案について」「全社協・福祉ビジョン2020の見直しについて」等、報告いただきました。

「市町村社会福祉協議会運営状況調査結果について」

▲仙台市社会福祉協議会事務局長 佐藤 氏

 宮城県市町村社会福祉協議会連絡会会長の仙台市社会福祉協議会事務局長 佐藤俊宏氏より、令和5年度に実施した市町村社会福祉協議会運営状況調査の結果について、報告いただきました。

「能登半島地震に係る職員派遣状況について」

 本会地域福祉部長の及川より、令和6年1月1日に発生した能登半島地震に係る職員派遣について、宮城県災害派遣福祉チーム(DWAT)、災害ボランティアセンター運営支援等の派遣状況を報告しています。

本会からの報告

「市町村社協職員の県社協研修への参加について」及び「市町村社協広報誌への『宮城いきいき学園生募集案内』の掲載協力について」

▲質疑応答の様子

 本会事務局長の菅原より、一部の市町村社協から要望のありました市町村社協職員の本会職員研修への参加等について、階層研修ごとに市町村社協職員が受講可能な研修を整理した旨を報告しています。

「まもり~ぶモデル事業について」

 本会地域福祉部長の阿部より、まもり~ぶモデル事業について、これまでの経過や令和6年度の取組状況、モデル事業の年間スケジュール等について報告しています。

「宮城県介護研修センターの移転について」

 本会宮城県介護研修センター所長の大場より、4月1日に大和町にある障害者支援支援施設宮城県船形の郷内に移転したことと介護研修センターの機能について報告しています。

「福祉救援活動資金援助制度への拠金について」

 本会地域福祉部長の及川より、全国社会福祉協議会と地域福祉推進委員会から協力依頼のあった福祉救援活動資金援助制度への拠金について、宮城県における対応を報告しています。

 今後も、本会として、地域共生社会の実現に向けて、市町村社協相互の情報共有を行い、宮城県内の地域福祉の推進を図っていきます。

▲本会議の様子