近年,急速な少子高齢化や人口減少,8050問題やダブルケア,生活困窮,社会的孤立など,複雑で多様な課題が顕在化し,既存の制度では対応困難な課題を抱えた人々が増加しています。
このような中,住民同士の見守り等の中から支援が必要な人を発見し,支援につなげる仕組みづくりや,複雑・多様な課題を受け止める包括的な相談支援体制づくりなど「地域共生社会」の実現に向けた取組が進められてきました。
このたび,宮城県と宮城県社会福祉協議会では,地域共生社会の実現に向けた取組を支援するプラットフォームとして「宮城県地域共生社会推進会議」を設置し,令和4年2月9日(水),設立会議を開催しました。
① 挨 拶
始めに,村井 嘉浩宮城県知事から,「本推進会議の活動により,すべての県民が共に支え合い,安心していきいきと暮らせる社会が実現することを期待している」と熱いメッセージが送られました。
▲オンラインにて挨拶する村井知事
② 宮城県地域共生社会推進会議設立趣旨
本会加藤睦男会長から,会議の設立趣旨について説明しました。
③ 宮城県地域共生社会推進会議運営方針
本会議の事務局を担う本会震災復興・地域福祉部から,運営方針について説明しました。
④ 記念講演
記念講演として特定非営利活動法人日本地域福祉研究所 理事長 大橋 謙策氏(元東北福祉大学大学院教授)より,「地域共生社会の実現に向けて」と題して御講演いただきました。
※詳細については後日掲載いたしますので,お待ちください。
本会議は,行政,社協,関係福祉団体を構成員としており,今回は,98団体から御参加いただきました。本会議の取組等を通じて,地域共生社会の実現に向けて県民の皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。
お問い合わせ
宮城県社会福祉協議会
震災復興・地域福祉部 地域福祉課 地域福祉推進係
TEL 022-266-3950