令和4年9月9日(金),令和4年度宮城県主任児童委員研修会を開催しました。主任児童委員のみなさんをはじめ,総勢183人の方々に参加いただきました。
本研修会は,ヤングケアラーについて知識を深め,地域における主任児童委員としての支援や役割について再確認することを目的に開催しました。
はじめに,宮城県保健福祉部 子育て社会推進課兼子ども・家庭支援課 子ども・子育て支援専門監の武藤裕子氏から,「宮城県内のヤングケアラーの実態」と題して,ヤングケアラーとは何か,宮城県のヤングケアラーへの取組等についてお話いただきました。
続いて,仙台白百合女子大学 准教授 志水田鶴子氏から,「子どもが安心して暮らせる地域づくりを目指して」と題して,ヤングケアラーと地域共生社会についてお話いただきました。
研修会をとおして,近年話題になっているヤングケアラーについての理解を深め,多様化する福祉課題に対応するための地域づくりにおいて,主任児童委員,民生委員・児童委員には,福祉課題の早期発見と相談機関へつなげるという役割があり,地域へのちょっとした声掛けとつながりを作ることが期待されているをことを再確認しました。今後も,地域の一番身近な相談者として,地域福祉の推進に御尽力いただきたいと思います。