日頃から県民の皆様、福祉関係の皆様には、本会の事業推進や活動につきまして、御理解と御協力を賜り心よりお礼申し上げます。このたび、令和7年4月1日付けで、宮城県社会福祉協議会の会長に就任いたしました。少子高齢化や人口減少の進行、物価高騰などの複合的な要因により、地域の人々が抱える生活課題が複雑化・複合化している中、また、自然災害が頻発化・激甚化している中で、地域福祉推進の中核を担う組織の会長という重要な役割を担うこととなり、身の引き締まる思いでございます。
本会では、県と共同で設立した「宮城県地域共生社会推進会議」を中心として、本県における地域共生社会の実現に向けた機運の醸成や、各地域における取組の推進を図り、取り組んでまいりました。今後は、福祉分野にとどまらず、経済分野、教育分野など様々な関係者とも連携し、これまでの取組をさらに進めていきたいと考えております。
地域福祉の推進とともに、本会の大きな役割の一つである、高齢者や障害者(児)の入所施設等の運営につきましても、社会情勢やニーズの変化等を踏まえて、適正な運営を継続できるよう取り組んでまいります。
令和7年度は、平成17年4月の三団体統合から20周年の節目を迎えます。これからの新たな20年に向けて、本会に求められる役割をこれまで以上に果たすことができるよう尽力してまいりますので、引き続き御支援、御協力を賜りますようお願いいたします。
令和7年4月
宮城県社会福祉協議会
会長 佐々木 均