【みやぎボランティア総合センター】「災害ボランティアセンター準備・運営研修(大崎圏域)」を開催しました

 令和6年6月8日(土)に「災害ボランティアセンター準備・運営研修(大崎圏域)」を開催しました。

 本研修は、毎年宮城県内の圏域ごとに開催している研修で、今回は大崎市のぱれっとおおさきを会場に、大崎圏域の5市町社会福祉協議会(大崎市・美里町・色麻町・涌谷町・加美町)が共催しています。

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 午前の部では、「社協が災害支援活動を担うことの意義を考える」と題し、秋田市社会福祉協議会 事務局次長 石井 誠 氏とウェザーハート災害福祉事務所 代表 千川原 公彦 氏にお話いただき、社協の普段の業務が災害時にも活かされることや、行政やNPO団体等との連携が不可欠であり、平時からの関係性づくりが大切であることについて学びました。

千川原 公彦 氏
石井 誠 氏

 

 

 

 

 

 

 午後の部では、①「新たな災害VCの潮流~災害VC運営にICTがもたらす変化~」②「みんなで話そう!災ボラカフェ~女性職員の視点で語る災害支援~」の2つのテーマに分けて分科会を行いました。

 分科会1では、秋田市社会福祉協議会 地域福祉課長補佐 戸島 健人 氏とウェザーハート災害福祉事務所 代表 千川原 公彦 氏に、近年災害VCの運営でも活用されている、ICT(kintone)について、導入前の課題と導入後の課題など、必要性や有効性についてお話いただきました。

分科会1の様子
戸島 健人 氏

 

 

 

 

 

 

 分科会2では、桑折町社会福祉協議会 主幹 浜田 広美 氏と大崎市社会福祉協議会 事務局次長 加藤 大介 氏に、過去の災害支援経験から、「被災者であり支援者」である当時の状況や想いその後の支援者としての活動や女性も活動しやすい災害支援の環境づくりの必要性等について、対談形式でお話いただきました。

分科会2の様子
分科会2の様子
浜田 広美 氏
浜田 広美 氏

 

 

 

 

 

 

 

 今後も、圏域ごとに顔の見える関係性の構築を図りながら、平時からつながりづくりを大切に本研修を開催していきたいと思います。