令和4年8月26日(金),宮城県災害福祉広域支援ネットワーク協議会・令和4年度市町村向け説明会をオンラインで開催しました。
本説明会は,災害時において高齢者,障害者,乳幼児など福祉支援が必要な方々に対して,適切な支援へつなげられるよう,県,市町村,福祉関係機関・団体等による広域的な福祉支援ネットワークを構築するために設置された「宮城県災害福祉広域支援ネットワーク協議会」への理解促進を図るため,市町村の災害時受援体制の強化を目的として開催したものです。
説明会では,宮城県社会福祉法人経営者協議会長・庄子清典氏から「宮城県災害福祉広域支援ネットワーク協議会の設立経緯と目的について」を,一般社団法人宮城県社会福祉士会 常務理事兼事務局長・西澤英之氏から「令和元年東日本台風の被害における宮城県災害派遣福祉チーム(宮城県DWAT)の活動」を,宮城県保健福祉部社会福祉課 班長・阿部洋子氏から「災害時における県,市町村及び宮城県災害福祉広域支援ネットワーク協議会の連携・役割について」をそれぞれ説明していただきました。
▲宮城県社会福祉法人経営者協議会長 庄子 清典 氏
▲一般社団法人宮城県社会福祉士会 常務理事兼事務局長 西澤 英之 氏
説明会には,県内の22市町村から33人の地域福祉担当者や防災危機管理担当者が参加されました。
令和4年7月から8月にかけて,宮城県内や山形県・新潟県での大雨被害など,今年も避難所が設置される規模の災害が起きています。今後も,宮城県災害福祉広域支援ネットワーク協議会では,平時から災害時に効果的に福祉支援体制が機能するよう取り組んでいきます。