令和6年7月26日(金)に、「第1回福祉教育学習会」を開催しました。
本学習会では、県内の社会福祉施設の職員や地域包括支援センター、小中学校の教職員等を対象に「これからの福祉教育のあり方~共生のまちづくりのために~」と題し、東北福祉大学 准教授 大石 剛史 氏に講義していただきました。
午前の講義では、従来の福祉教育(高齢者や障害者等への支援・○○してあげる型福祉)と現在の福祉教育(地域の中での共生・みんなが当事者である共に生きる型福祉)の違いについて学び、異なる価値観や生活様式がある人々が同じ地域の中で、どのように助け合い、関わり合いながら「共に生きるか」について、お話ししていただきました。
午後は、講義を受けて自身の気づきや今後取り組んでみたい福祉教育のテーマについて個人ワークを行いました。グループワークでは、実際に自分が実践してみたい、できそうな福祉教育プログラムを作成し、職種の異なる参加者同士で様々な考えを共有する時間としました。
今後も本会として、福祉教育に携わる人材育成に努めていきたいと考えていますので、研修会などを開催していきます。