【地域福祉推進係】「宮城県地域共生社会推進会議専門部会設置準備会議」を開催しました。

 令和4年2月に宮城県と宮城県社会福祉協議会で,地域共生社会の実現に向けた取組を支援するプラットフォームとして「宮城県地域共生社会推進会議」を設置しました。その会議の中で,地域共生社会の実現に向けた県内各地域の実態把握と取組の支援に関する「専門部会」設置することとしております。

 そこで,4月28日(木),専門部会の役割について有識者から意見を頂戴し,今後,推進会議や専門部会,アドバイザー派遣等の業務を効果的に実施していくことを目的として「宮城県地域共生社会推進会議専門部会設置準備会議」を開催しました。

▲冒頭挨拶する本会・伊藤副会長

 

 話し合われた内容は,以下のとおりです。

 

1 専門部会委員の選定について

  県内福祉関係有識者約10人を構成員とする。

 

2 第1回宮城県地域共生社会推進会議専門部会について

 ● 6月中に開催予定とする。

 ● 分野別の課題調査を実施することとし,その内容として構成団体105団体それぞれが課題と感じていることや危惧していることを調査することとする。また,専門部会構成員へ調査の内容・方法等について事務局案を提示し,専門部会構成員の意見を踏まえた上で,構成団体105団体へ周知する。

 ● 各構成団体の好事例や各構成団体の実態把握を目的として調査内容にする等,再度検討した上で周知する。

 ● アドバイザー派遣について,第1回の専門部会までに事務局でアドバイザーの役割,アドバイザー派遣の周知方法,アドバイザーを誰にするのか等を整理し,今後専門部会構成員に提示する。

 

 

 その他,

 ● 分野別課題調査案について,運営方針の活動内容にも記載している県内で制度や分野を超えて取り組んでいる活動や県外の先駆的な取組等といった好事例に関する項目を調査に加えてみてはどうか。

 ● 令和4年度第1回宮城県地域共生社会推進会議の内容について,地域共生社会の実現に向けての講演を入れてはどうか。

 ● 分野別課題調査については,各団体の先駆的な事例,長所等を共有することを目的とした構成団体実態調査という形にする方が良いと思われる。

という意見が挙がりました。

 

 

出席した有識者は,以下のとおりです。

▲東北文化学園大学 教授 豊田 正利 氏

▲東北学院大学 教授 増子 正 氏

▲特定非営利活動法人全国コミュニティライフサポートセンター

 理事長 池田 昌弘 氏

▲一般社団法人パーソナルサポートセンター

 業務執行常務理事 立岡 学 氏

▲宮城県保健福祉部社会福祉課

 主幹(班長) 阿部 洋子 氏

 

 

【最後に】

 会議では,終始活発な御意見が飛び交いました。

 専門部会では,個別課題に応じて,該当する推進会議構成団体にお声がけし,具体的な支援策等の検討を行っていきます。

 今後も「地域共生社会の実現」に向けた情報発信を行っていきます。

▲会議の様子