【地域福祉推進係】令和4年度宮城県民生委員児童委員協議会会長研修会を開催しました

 令和4年7月5日(火),単位民生委員児童委員協議会会長・副会長を対象に「令和4年度民生委員・児童委員会長研修」を会場・オンライン併用で実施しました。当日は,オンライン参加も含め,総勢177名の民児協会長・副会長の皆さんに御参加いただきました。

 研修会では,民生委員・児童委員活動の背景や社会福祉の動向を学び,改めて民生委員・児童委員の原点に戻り,今後の活動について考える場となりました。

【講義内容】

「地域共生社会の実現に向けた民生委員・児童委員の役割」                   

   講師 ルーテル学院大学 総合人間学部 教授 市川 一宏 氏

ルーテル学院大学 教授 市川氏

 講義では,社会福祉の動向や課題を踏まえながら,民生委員の役割を再確認しました。多様化する課題に対応するためには,民生委員・児童委員同士や多職種との連携が大切だと教えていただきました。先生は,民児協会長・副会長の皆さんへ「一人で抱え込むことは避けてください」と助言し,共に支え合う地域づくりを強調しました。

【最後に】

 参加者のアンケートでは,「住民と行政の協働による新しい福祉活動として民生委員の役割,重要性,そして行政につなぐことの大切さを理解できた」「民生委員活動を見直すきっかけとなった」「情報交換に力を入れたいと思った」などといった,意見が寄せられました。

 民生委員・児童委員の役割を確認したことで,コロナ禍での活動を進める一助となった研修になりました。